今回の帰省でやる事は、母のベッドルームを作る事と、お墓参りと五山の送り火を見る事。
6月に京都に帰った時に母が、これからはベッドで寝起きしたいというので、寝室を作る事にした。 私の部屋ならエアコンがあるのでそこを使って貰えればいいのだが、二階が良いとの事で、現在は納戸と化した旧子供部屋を整理して、三階から私のベッドを持ち込む。
この二ヶ月はそれの準備期間で、クッションフロアの貼り方を動画で勉強したり、材料や道具を揃えたりして忙しかった。
昨夜遅くに京都に帰ってきたので、朝は先ずお墓参りから。 暑いが、娘からプレゼンされた麻のジャケットで正装とまではいかないが、きっちりした格好でお墓参り。 娘も黒のワンピースで喪服風コーデ。 こういうところをキッチリとする父娘。 グレースタナカで仏花を買ったがビックリするくらい高かった。 でも蓮華やホウズキまで入っていたので、そういう物かもしれない。
お墓参りが済んで、いざ作業開始。
前回帰省した時に少し物を捨てたが、今回も部屋の片づけから。 電子ピアノ、ワープロ、椅子、壊れた家電で納戸は溢れかえっている。 そして猫たちが粗相した跡。 こいつはハードな作業になりそうだ。 全て撤去するのに2時間もかかった。 床の一部は粗相でふやけて合板がめくれあがってしまっている。
掃除機をかけて、その後80番のサンドペーパーでフローリングの下地作り。 これをする体勢が辛く、もの凄く腰に負荷がかかる。 その際にフローリングの一部が剥離してしまった。 ここにクッションフロアのジョイント部分が来ない様に敷かないといけない。
ペーパーがけ、しんどかった~
腰が痛いし、太ももの筋肉がパンパンになってしまった。 それに京都の暑さときたらもう。 顔から床に汗が滴り落ちるし、ズボンもびしょびしょ。
幸いな事に私は厚さには耐性があるので、腰痛が無ければ結構平気で作業できたかもしれない。 腰痛のせいで15分としゃがむ事ができないので大変だった。
クッションフロアの仮置きと採寸。 やっと本来の作業に入れた。 既に十分疲れている。 クッションフロアの繋ぎ目であるジョイントを減らしたかったので、190cm幅の物を二枚貼るつもりだったが、買いに行ったホームセンターに在庫が無かったので、90cm幅の物を二枚つぎ足しする事にした。 ジョイントを二ヶ所施工しなければいけない。 ズレないか心配。
慎重に位置決めしてクッションフロアのをカット。 動画の通りにやってみるも、見るも無残なガタガタカットになってしまった。 初めから上手くやれるわけはないが少しがっかり。 角の入隅なんかは竹べらで型を押し付けてやってみたが全然足りなくて角が5mm二等辺三角形ぶん欠損した。 あ~あ
フローリングが剥離した箇所は本来ならパテで埋めるのだろうが、そんな技術も時間も無いから今回はクッションフロアを被せて終了。 幸いにも一枚目で剥離部分を覆い隠す事ができた。
隣の部屋から射しこむ日光が随分暗くなってきた。 送り火までには貼り終えたいので頑張る。 腰の限界も近づいている。
カットが済んで接着剤の塗布。 これは結構楽しい。大きなキャンパスに自由に絵を描く様で童心にかえれる。 うっかり踏んで靴下を一足パーにしてしまう素人アルアル。 買って来た接着剤は予想よりドロっとしていた。 物が古かったのか、攪拌の必要があったのか不明。 これにより翌日シャワールームの脱衣室の床を張り替える時の接着剤が足りなくなってしまった。
掃除、下地作りから含めて9時間かかってクッションフロアの貼り着けけ終了。 全身ガクガクになるほど疲れた。 その後、長年放置されていた部屋の壁の汚れを雑巾で拭きとって仕上げ。 時間と体力があればこの壁をパテ埋めして白い壁紙にしたい。
最後に古くなった蛍光灯の照明器具をLEDのシーリングライトに交換して完成。 リモコンをベッドサイドに取りつけたら母が便利だと喜んでくれた。 少しは親孝行ができたかな。
何回も言うが、本当に疲れた。 でもそれ以上に部屋がきれいになって気持ちがいいので爽やかな疲れだ。
私の作業が終わるまで晩御飯を待ってくれているので急いでシャワーを浴びた。 年によっては屋上で晩御飯を食べながら送り火を見たりするが今年は晩御飯を終えてから屋上に上がる事にした。 晩御飯は王将祭り。 最高!
8時なると先ず大が点火。 遠くの台風の影響か良い風が吹いて心地良い。 風のお蔭で空気もキレイで文字がいつもよりクッキリ見える。
妙 法 今年は頭上に何機ものヘリコプターが飛んできた。 富裕層の遊覧飛行なのか、テレビ局なのか?
今年も無事に見えた船。
左大文字はこの後どんどん鮮やかに燃えていった。
鳥居 これも今年は空気がキレイだったので見ることができた。 本格的な機材を揃えれば鳥居も撮影する事が出来ただろう。
これで16日のタスク全て終了。
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