2023夏 文豪とアニメの地を巡る旅・その8 仙台ロイヤルパークホテルにて
14:00 青森県平川市の整備園をあとにして、黒石ICから東北自動車道を南下。
黒石ICから仙台まで約300km。 300kmというと、関西なら京都から広島位の距離、それを午後2時から出発するのだからまあまあ急ぎの移動だ。 東北自動車道は過去に何度も走って、車の流れペースが速いのを知っているし、渋滞もない。 頑張れば3時間、余裕を持って4時間、チェックインの時間に遅れるのでホテルに18時頃までには到着すると連絡を入れておいた。
天気は曇天、時折雨がふる。 予想どおり東北自動車道の車の流れは早く、快適。 一部に制限速度、時速110kmの区間もあって尚良い。 こういう高速走行になると我が家の車の真価を発揮。 重い車重とフルタイム4WDで抜群の直進安定性を示す。 大げさに言うならレールの上を走っている様な感じだ。
高速走行する度に「ほぉ~っ」となる。 車検の時には余計に費用がかかって嫌だけど、この安定感を知ってしまったら次もフルタイム4WDが良いなと思ってしまう。 Lサイズミニバンフルタイム4WDはグランドツーリング向き、グランドツーリング用の車だ。 快適な車旅ができる。 一度E51エルグランドにも乗ってみたいな。
17:00 夏の日暮れは遅く、まだ明るいうちに仙台ロイヤルパークホテルに到着。 アルファードちゃんお疲れ様。 天気はあまり良くなかったが渋滞もなく快適な移動だった。 駐車場に車を停めてほっとする間もなく直ぐにチェックイン手続せねば。 スーツケースを三つも運ぶのが大変。 大量の荷物を全部持って入るわけにもいかないので何を持ち込むかでモタモタ。 靴は、ジャケットは・・・云々
ロビーに入ると薄暗く落ち着いた雰囲気で高級が漂う。 さすがホテル、それにしてもこの光景、何処かで見た様な・・・
チェックインカウンターで手続きの時、ホテル側から「こちらの都合でお部屋をグレードアップさせて頂きました」との申し出。 サービスでグレードアップして貰ったのだろうが、こちらの都合で、と断わってくれる処が丁寧でいい。 チェックインが終わって605号室へ。
ベルアテンダントがスーツケースを運んでくれようとするが、何やら落ち着かないのでエレベーターまでで丁寧に断った。 今から考えれば、ベルアテンダントの仕事なのだから断ったらかえって悪かったかな。 あと、日本のホテルではチップは渡さなくて良いものなかの何時も迷う。
エレベーターのドアが開いて思い出した。 このホテル、映画「プリティーウーマン」に出て来るホテルに似てるんだ。 そおいえばマネジャーらしき方もそんな雰囲気あったな。 605号室は最上階。
部屋に入ると、なんとスイートだった。 人生初のスイートルーム。 恥ずかしながらほんの数年前までスイートは甘い部屋と思っていたがホテルのスイートはSuite、続き部屋とう意味だった。 でも甘い優しい部屋という意味でもいいんじゃない。
娘も奥さんも大喜び。 私と奥さんはそれぞれベッドルームで寝たが、娘はこの部屋が気に入って一晩中ここで過ごしていた様だ。
旅の疲れからか、この日一日が終わって、小さい方のベッドに横たわったら朝までここで寝てしまった。 大きいベッドあったのに。 洗面所はツイン、バスルームはシャワールームも有り、バスの横のカーテンを開くと眺望が良い。
チェックインが済んで部屋で一息ついた後ショッピングと食事に出かけた。 ホテルの横に仙台東プレミアムアウトレットがある。 ホテルと共に、この旅で奥さんと娘が楽しみにしていた場所だ。 平日の夜で雨という事もあってアウトレットは空いていて快適にゆっくりと買い物ができた。 プレミアムアウトレットで私が買う様な物は無いが、娘はブランド物のドライビングシューズ、奥さんは指輪を買っていた。
手荷物ができたので一度ホテルの部屋に荷物を置いて、次はホテルと通りを挟んだ向かいにある泉パークタウン タピオ ショッピングモールへ食時に出かけた。 ホテルを出る時また雨が降りだし、玄関で空を見ていたらドアアテンダントがさっと傘を持って来てくれた。
ショッピングモールには沢山のレストランがあって一通りみて回ったが、寿司でもなく、中華でもなく、麺類でもなく、しっかりとお肉が食べたい気分だったのでミートヒバチというステーキ屋さん?に決めた。 関西では聞かない名前だが、ここ仙台では人気のお店みたいだ。
娘と私は、タピオ店 金、土、日、祝日限定スペシャル、ヒバチトリプルセット¥3.280ヒレ120g・ヒバチバーグ180g・サーロイン150gを注文、奥さんはハンバーグを注文。 これで¥3.280はお値打ち。 提供数量も限定だった。 また仙台に来る事があったらミートヒバチ本店も訪れてみたい。
お腹一杯になってホテルへ帰る時雨はやんでいた。 ホテルの玄関に戻った時ドアアテンダントはおらず、傘を何処へ返して良いものかとロビーへ入ると直ぐにフロントスタッフが「お帰りなさいませ」と傘を引きとってくれた。 私とたまたま波長が合うからかも知れないけれど、ここのホテルはスタッフ動きがいいな、ころ、加減が絶妙。 また泊まりたくなるホテルだ。
あれだけ食べたのに、夜に小腹が空いて一回の自販機コーナーへ飲み物とスナックを買いにいった。 夜に部屋を出て自販機コーナーに買い物に行くのって、何故かワクワクする。 これも旅行の楽しみの一つ。
翌朝起きると雨、欄干に鳥が飛んできてとまった。 雨なので遠くは見えず小雨でけむっており眼下の景色は銀英伝に出て来る領地を思わせる。 ガウンがまたプリティーウーマンを思わせるデザイン。 いつもはTシャツのまま寝るが、今回はちゃんと着てねた。
家族が起きて身支度が整った所で朝食のレストラン シェフズテラスへ。 どこまでもお洒落感が大切にされている。
晴れていたら外での食事をしただろう。 昨日の十和田プリンスホテルも、ここも夏旅行にピッタリのローケーション。 東北の初夏は爽やか。
チェックアウトまでまだ時間があるので、ホテル内を歩いて回る。 多分この辺りは結婚式に使う場所ではないだろうか。
部屋に帰って出発の準備。 部屋が広いから忘れ物が無いか入念にチェック。 昨日買ったドライビングシューズもちゃんと持った。
ネットで松島のホテルを探している時に、偶然見つけたこのホテル。 部屋は素敵だし、スタッフの仕事も良いし、直ぐとなりのアウトレットやショッピングモールで夜まで楽しめるし、良いことずくめのホテルだった。 またここに来れたらいいな。
その時はホテルからクラシックコンサートでも聴きにいこうか。
あとはプリティーウーマンに出て来る様なルームサービスがあればもっといい。
さあ京都に向けて出発。
本日の体重 54.5kg
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