2022年 青森への旅・その13 雨天走行松島へ
時間が無いと分かれば急ぐしかない。 最寄りのIC、盛岡を目指す。
国道341号線から国道46号線に出て東進。 ここまでは天気が良かったのだが、仙岩峠から天候が急変、東の空は真っ黒だ。 雨だな~嫌だなぁ。
この時、トンネルの入り口に、とても雰囲気のあるドライブインを見つけた。 後で調べたら「仙岩峠の茶屋」という、おでんが名物の歴史のあるドライブインだった。 私、こういうの好きなので、今度東北を訪れる時の楽しみとしたい。
トンネルを抜けて下りに入ると本格的に雨が降ってきた。 トラックが結構なペースで走って居るので否応なしにペースを上げなければならい。 転倒しないか常にひやひや。 これは辛い。
下り急こう配が終わる頃、道の駅「あねっこ」が出てきたので堪らず入る。 秋田県はあんなに良い天気だったのにな。 東の空を見て、三男さんと合羽を着るか相談。 一応天気予報を確認したが曇り時々雨の微妙な天気。 合羽を着るのが少々面倒になって居たので、合羽を着ずにそのまま走行。
国道46号線が平坦路になる路頃には一旦雨は止んだ。 道路は海岸沿いでも無いのに、何故だか細かな砂がイッパイ吹き溜まっていて恐かった。秋の日暮れは早い、曇天と相まって既に薄暗い。 初めて東北をツーリングした時に訪れた小岩井牧場の近くを通る。 懐かし~
東北自動車 盛岡ICから高速に乗る。 その前に、航続距離の短いAX-1に給油。 ここで満タンにしておけば松島まで燃料は足りるが、それも走り方による。 時速80kmで走れば余裕だが、今回急いで居るので燃費は悪くなる事必至。 AX-1は時速80kmを超えると極端に燃費が下がる。 どこかでもう一度給油した方が無難だろう。
盛岡、一度は本場でじゃじゃ麺を食べたい。 こんな事ばかり言っていると、食べたい物リストだけがドンドン膨らんで行く。 私の場合、ツーリング時は基本的に一日一食、これじゃあ無理だね。
ならば、その食べたい物を食べる為だけの、無泊ツーリングも良いかもしれない。 今度リスト作ってみよう!
16:57 前沢サービスエリア上り 出光 燃費 26.8km/L
盛岡ICから僅か57kmで給油、でもこの燃費を見れば当然の策。 相変わらず天気は不安定、もう限界、合羽を着るか!と思うと雨が上がる、この繰り返しが精神的に辛い。 かと言って透湿性のある高級な全天候ライディングウエアは手が出ないしな。
要は不便とアドベンチャーのバランスを何処で付けるか。 バイクのデメリットを全て解決するなら車に乗るしかない。 近頃流行りのアウトドアも同じ。
17:30頃 金成(かんなり)パーキングエリア。 三男さんが、ここから今日泊まるホテルへ、チェックインが遅くなる事を電話で連絡。 食事時間の兼ね合いで18:30頃までにはチェックインして欲しいとの事だった。 この位置から松島へ18:30、余裕ないな。
しかも断続的に雨が降って路面コンディションが悪い。 私のバイク、タイヤが古いのでスリップが恐い。 トラックとの間合いの確保、轍、轍の水、フロントタイヤのグリップ、エスケープゾーンの有無、気が休まらない。 晴天の10倍疲れるわ。
松島に近づくころ雨が上がった、その代わりに日没がやって来た。 どこまでも難易度高い今回のツーリング。
富谷JCTから仙台北部道路E6に入る。 こんなJCT有りましたっけ?と思ったけど、2018年の家族旅行でもこのJCTを通ったはず。 松島まではあと少し。 利府JCTから三陸自動車に入れれば後は大丈夫、松島海岸ICで降りてホテルの看板を見ながら国道45号線に出て北上すれば何度も来た松島だ。 これでチェックインも、と思ったら最後の最後でもう一度道を間違えた。 あらら
県道144号線を国道45号線まで進めば良かったのに、県道146号線を左折、してしまった。 道を一本間違った。 見慣れない真っ暗な道を進む。 そしてまた焦りだす。 今回のツーリングは本当によく道を間違える。
三男さんが空き地に止まって電話する。 走行中何度も電話が鳴っていたそうだ、見ると今夜のお宿からだった。 そして楽天モバイル圏外・・・ これでこそRakutanモバイルだよ!
少し場所を変えてホテルに電話すると、今日何時頃来られますか?と。 遅く成るから、こちらから1時間前に連絡したでしょ。 ホテルのフロントの横のつながりが悪そうなので、若干の不安を覚えた、それは幸いにも杞憂に終わった。
間違った道も結局目的地に向かう道だったが、安全策を取って少し引き返し国道45号線で宿へ向う。 国道45号線は店舗も多く明るくて安心して走れた。
三男さんが手配してくれた本日のお宿は、なんと、2018の家族旅行で泊まった旅館の隣だった。
18:30 松島 ホテル壮観に無事到着。 夕食に間に会った~良かった~。
ホテルはとても広く、掃除が行き届いており、バブルの残り香が感じられ新たな良さがある。
残念だったのは、ここのホテルでのこれが故障していて使えなかった事。 私は昔からこれが好きで、場合によっては有線が使える物もあった。 今時こんな物でラジオ番組を聴いたり、アラームをセットしたりする者は居ないのだろが、修理をする気が無いのなら撤去すべきではないだろうか。
これが今も健在のホテルが有れば是非泊まってみたい。 きっと昭和の懐かしい雰囲気が楽しめるだろう。
本日の体重 55kg
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