2022年 青森への旅・その15 帰京 完
照明の少ない北陸自動車を雨の夜に走るのは辛い。 上り側、金沢手前の工事渋滞は特に辛かった。 こんな時はペースの安定しているトラックの後ろを付いて行くのが安全。 こういうトラックのドライバーは急のつく操作をしないから。 救いは土砂降りでは無かった事と風がおさまっていた事。
19:19 尼御前サービスエリア 出光 燃費36km 区間距離127km この位の給油間隔でないと安心できない。 特に夜間は。
ここでは給油ともう一つの用事があった。 家族への約束の土産、鱒の寿しを買わなければならなかった。 この後、賤ヶ岳サービスエリア辺りまでは買えるのだが、人気商品の為売り切れもあるので早い目に買って置く必要があった。
店内に入る為に一度合羽を脱ぐ必要があるのだが、このサービスエリアは工事中でバイクの駐輪スペースが無かった。 仕方が無いので軒先を借りて合羽を脱いだ。 窓越しに店内を覗くアマガエルが寂しそうに見える。 多分自分が雨で疲れて居たからそう見えただけだろうけど(笑)
鱒の寿しは、買えるには買えたが、定番の丸い桶に入った物は売り切れだった。 相変わらず人気商品だ。 真空パックの棒状の寿しを買ってみたが、桶の押し具合と違ってシャリがガチガチであまり美味しく無かった。 次回からこれは止めておこう。
買い物が終わって合羽を着ていると、有磯海サービスで見かけたライダーと会った。 走るペースも距離もそんなに変わる物では無いようだ。
話しかけて聞くと、一人旅で、これから京都に帰るという。 帰る方向性から京都の北部の様だった。 お互いの無事を祈って別れを告げ、てそれぞれの帰途につく。 ほんの1、2分の会話だが良い物だ。
ここで三男さんへ私から提案。 この先、京都の実家まで単独走行にしようと。 私は安全策を取って、何処かでもう一度給油する。 その為に止まってもらうのも悪いし、互いの走行ペースに違うから。 敦賀からのルートだって三つの選択肢がある。 それぞれ最善と思われるルートで帰れば良い。
給油が済んだらすぐに出発、再び闇の中 1980年代のバイクはデュアルヘッドライトといえども暗い。
20:38 やっと一般道へ下りた。 過去の画像を見てみると、この敦賀インターで私はかなりの確率で雨に降られている。
先に降りた三男さんは西大津バイパスを選択したらしい。 私は国道27号線ー8号線ー161号線ー303号線若狭街道ー367号線で朽木、大原を通り北白川へ抜けるルートを選択。 このルートだとゆっくりペースで走れるから。 ただ夜間は途中でガソリンスタンドが無いので注意が必要になってくる。 しかもちょっとだけ怖い。
雨の国道8号線はトラックのペースが速くて怖かった。
国道8号線から国道161号線に入りビビりながら雨の峠を越える。 道が開けて明るくなった所でガソリンスタンドが現れる。
21:11 ENEOS マキノ店 燃費40.9km/L 雨で高速道路も80km/h以下で走って居たから好燃費。 区間距離115km
これなら給油無しで家まで帰れたな。 しかしこれから何が起こるか分からないし、ガス欠に怯え乍ら走るのも辛い。
23:00 京都の実家到着。 ふ~ 雨も止んだ。 区間距離78km 約15分前に三男さんも無事帰宅したらしい。 もっと早く帰っているかと思ったのだが、なんでもバイパスで時速30km位でノロノロ運転するトラックに遭遇してしまったのだとか。 それは辛いな~
実家で一泊して、翌日は台風の過ぎさった爽やかな日。 屋上でツーリングで使った装備の乾燥作業を行った。
芦屋へ無事帰宅。月並みな表現だが、長いような短いような旅だった。
本日の体重 54.5kg
« 2022年 青森への旅・その14 台風と激突の北陸 | トップページ | 黒猫、キリッ! »
コメント