9月6日 ツーリングの最終日。 天気は今にも雨が降りそうな曇り。
日本三景の松島も曇りでは台無し。 のんびりとパッキングを始める。 モーターサイクルダイアリーズの様にマテ茶でも飲みながら旅をしようと思って居たが、そんなシチュエーションは現れなかった。 何時も走り過ぎなのは分かって居るが、短い休み、どうしても突っ走ってしまう。 キャンプツーリングでないと無理そうだ。
今回の旅は三男さんのペースで朝はゆっくり。 しっかり過ぎるほど朝食を頂く。 朝のビュッフェ、その場で握ってくれるお握りが絶品だった。 握り加減、塩加減、大きさ。 ここのシェフ、すごいな。 もし、またここへ泊まったら、朝食はお握りへ直行だ。

8:30、出発しようと思ったらトラブル発生。 手袋が片側無くなった。 ヘルメットに入れて居たので、何処かで落とした様だ。 多分、昨夜看板の前で記念撮影した時にバイクを動かしたのでその時に。 ならば敷地内に落ちて居るだろうと駐車場無を歩き回ったが見つからなかった。 そろそろ諦めてホームセンターで買おうかと思った矢先、ホテルの設備管理の方が話しかけて来た。
ウエアでバイク乗りと分かったらしく、これからどこへ行くのか聞かれた。 京都に帰ると言うと、その方、大の京都ファンで、何度も訪れて居ると話が盛り上がった。 黒谷まで訪れたというのだからかなりのマニア。
私が駐車場の角をキョロキョロしながら歩いて居たものだから何をして居たのか聞かれて、手袋を落としてしまって、探している処だと言うと、それなら拾って保管してあるとの事。 なんと!
その方、結構なお年に見受けられたが猛ダッシュでホテルの中へ走って行き、息を切らし乍ら手袋を持って来てくれた。 それは紛れもなく、探してした私の手袋だった。 おろしたての新品の手袋でよかった。 ボロボロだったら只のゴミとして捨てられて居たかも知れない。
お礼を述べた際に、その方の胸の名札はしっかり覚えておいた。 旅から帰ってからお礼状と共に菓子を送らせてもらったら、丁寧なお返事まで頂いた。 こういうやり取りも旅の良い思い出になる。
分かれの際に、お手製の観光マップを頂いた。 京都の方なら分かるでしょうが、天橋立を見る様に、松島を見るなら是非高台からと。 西行戻しの松公園、行って見たかったが曇天で、尚且つ急いでいたので今回は止めておいた。
ホテルを出発して先ずは給油。
9:06 給油 ENEOS 松島ss 燃費33.1km/L 前沢サービスエリアからの区間距離121km 雨の中、あれほどハイペースで走ったのに好燃費。 雨がエンジンを程よい感じに冷却してくれたのだろうか。
松島~福島県の走行は順調だっ為かほぼ記憶にない。 多分淡々と走って居たのだろう。 この時期の東北ツーリングは最高!
区間距離153km。

11:19 安達太良サービスエリア 給油ENEOS 燃費34.8km/L
ここへ立ち寄ったのは給油と、ウルトラマンティガとAX-1の記念撮影をする為だったのだが上りサービスエリアはウルトラセブンだった。 AX-1はウルトラマンティガに登場する車両。 いろいろ繋がっていて驚き。
ここにウルトラセブンが居た事によって、また新たなるタスクが始まるのであるが、それは2022年11月のアーカイブスでどうぞ。
福島~新潟。 区間距離164km。 ドンドン南下して気温もグングン上がる。 メッシュジャケットのベンチレーションを全開にして追いつかない。 東北自動車から磐越道を通って北陸自動車へ。
13:47 黒埼パーキングエリア 給油 アポロステーション 燃費41km/L 気温は軽く30℃を超えて居る。 メッシュジャケットを着て居るが激しく体力を消耗する。 メッシュジャケットの袖が手首から肩へかけて、ダイナミックなベンチレーションが有るのを知ら無かった・・・
パーキングエリアで0シュガーコーラとバニラアイスモナカでクールダウン。 この組み合わせが大好き。
ここから京都に実家まではまだ500kmもあるので食べ終わったらすぐに出発。
16:44 有磯海サービスエリア 給油 ENEOS 燃費37km/L 区間距離217km この区間、一つ手前のサービスエリアでは給油間隔が早すぎて、でもここまで来ると少し走り過ぎになるので悩みどころ。 そんな悩みも燃料タンク大きさからくるものなので、燃料タンクを増設したい。
ここで給油と小休止 前から気になっていた、鱒の寿しのフライを食べた。 鱒の寿しを包んで揚げた、それだけの味だった。 味の相乗効果は無かったのが残念。 でもこれで納得できたから良し。
米山サービスエリア下りの鯖カツサンドはとても美味しいです。 あくまで個人の感想ですが。
2018年当時¥500。
三男さんより、もっと美味しそうな画像を頂いたのでUP。
天気予報通り、台風接近中。 ここまでは晴天だったが、能登の方の空は既に真っ暗だ。 これからの厳し走行が予想される。
コースイン?すると直ぐに強烈な横風に見舞われた。 車体が一瞬にして1mほど海側に持って行かれる。 追い越し車線に流されると危ないので安全マージンを取って走行車線の左側を走行する。 時折さらに強烈な風にヘルメットがずれて前が見えなくなるのでバイザーを左手で押さえ乍ら走る事が続く。
その風の強さはまるで低気圧と高気圧、夏と秋が攻防を繰り返して居る様だ。 その戦いに低気圧が勝利した頃から雨が降りだす。 つに来たか。 夜の雨天走行は辛いぞ。
小矢部川パーキングエリア手前から本降りになり、合羽を着る為にパーキングに入る。
17:58 小矢部川パーキングエリア 強風ゾーンを通り抜けたら今度は大雨、さすが台風。 パーキングエリアに入り合羽を着る。 屋根付きの駐輪場が空いていて助かった。 何時もの事だけど雨は辛いな~
夏至から約二か月、闇は直ぐにやって来る。
本日の体重 56kg
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