新潟の市場で買ったお惣菜・「石山商店」さん
仕事で新潟県へ来て、晩御飯は地元の市場で買ったお惣菜。 ※食べかけでスイマセン
前回来た時、外食を済ませた後に、その市場を発見して非常に残念に思った。 次に来たら絶対あそこでお惣菜を買うと決めた。 それから二年の歳月が流れて今日に至る。
ホテルのチェックインを済ませたら直ぐに近所の商店街へゴー。 名称は本町中央市場商店街・人情横丁。夕方、暗くなり始める頃に着いたので、閉まって居る店もあるし、お店の棚は売れてしまったのだろう、透き間だらけ。 早くに来たらもっと色々有ったんだろうな~
そんな中、前回めぼしを付けていたお店は営業中。良かった~
お店の名前は、お惣菜のパックのラベルシールを見ると「石山商店」さんだった。 お母さんと息子さんで商いされておられるのかな。 店構えは昭和の雰囲気。 それもそのはず、開店は昭和25年。 こういう店、減りましたね~
意を決して店の前に立つ、やっぱり美味しそうなものがイッパイある、そんな気がしていた私の感は正しかった様だ。
財布と相談しながら慎重にチョイスしていく。
ニシンのうま煮¥600 四個入り ん~二つで十分んなのだが、どうしてもニシンのうま煮食べたい(笑)
それからそれから、えーっと、なんと「昆布〆」、しぶいのあるな¥400買います。 刺身が昆布の旨味を吸って、堪りません! そのままで十分んいける味なのだが、足りなかったら、と小さなボトルにしょう油を付けてくれた。
これで丁度¥1,000、私にしては大出費なので、これぐらいにしておかないと、ととと。 魚の唐揚げが四個白いお皿に並んでいる、それも「俺は美味しいぞ」オーラを全開で放ちながら。
お店の人に聞いてみると、嬉しい一本売り¥150。 二本お買い上げ! 合計¥1,300、お惣菜だけで¥1,300もつかってしまった。 まあ二年越しの望みが叶ったのだからいいでしょう。
レジ袋に入れて貰って、帰ろうとしたら、「お箸あるの?」とお店のお母さん。 そういえば、これだけ持って帰って、どうやってホテルの部屋で食べるのか。 仕事の服を着て居たから地元では無いと分かったのだろう。 こういう気づかいが嬉しい。
ホテルに泊まるのが面倒なので、基本は車中泊派の私だが、ここのお惣菜が食べたいから次の新形経由の時もホテルに泊まるかも。
ホテルに帰って、筋トレやって、シャワーを浴びて、さあ晩御飯。 わくわく
ニシンの煮物はニシンが分厚いのに柔らかい、そして優しい味、でも確実にプロの味。 味からして、多分ニシンの干物から作ったものだ。 京都でも身欠ニシンの煮物は定番の家庭料理だ。 だからとても懐かしくもある。 今度実家に帰ったら作ってもらおう。
鯛の昆布締めは、私には少し薄味だった。 身が柔らかくて食べやすい、どの位の時間、昆布で〆たらこういう味になるのだろうか。 付けてくれた色の薄い醤油と相性抜群、魚と昆布の味を損なわない様に可能なかぎり少量を垂らした。 贅沢な一品。
懐石料理で頂く時はまさか醤油はかけられないからな。
キスの唐揚げ、塩加減最高で、そのままで一気に二つ食べきった。 10個位食べたかったな。 これも実家の小イワシの天ぷらに通ずるモノがある。
仕事で新潟に来たのに完全に旅行気分。 旅の楽しみと言えば食。 やっぱり地元の市場での買い物はいいね。 美味しくなかったら存在し続けられないから、店が有る事自体が美味しさの証明みたいなもの。
「石山商店」さん、最高、ご馳走様でした。
ではまたいつの日か。
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