御上神社でお参りを済ませたあとR8をからさざ波街道へ。
ツーリングコースの全体像。 赤線がコース、フリーハンドなので所々逸脱。 今の今まで、私の脳内イメージでは琵琶湖大橋は、琵琶湖の南北のほぼ半分の位置に掛かっていると思っていた(笑)
これなら、ほぼ「ビワイチ」と呼べるツーリングではないか。
晴れたり、雲ったりの天気だが「さざ波街道」を快調に北上。 彦根ー長浜を越えた辺りから北の空が怪しい雰囲気になってきた。 湖岸からつづら尾崎を見ると雪が降っている様に見えた。 雪は辛いが、つづら尾崎が今回のツーリングの北のピークなので、そこから南へ走る我々にはほとんど影響がないだろうと思った。
北に雨が降っているので後ろから日が射し、北上する我々の前方、右に左にドカン、ドカンと大小様々、すごく濃いのから薄いのまで、幾つもの虹が現れては消えた。
私はこれで一生分の虹を見たかも知れない。 ドラレコやGo Proがあればなぁ。 でも目に焼き付けるのもいいものさ。
木之本へ入った途端、雨。 それもとても冷たい雨。 手がかじかむ。 急いで合羽を着こむ。 予想に反して雨はどんどん酷くなりそして氷へと変わった。 オフロードヘルメットは隙間が多いので、氷が顔に当たって痛い。
子供は後ろで「痛い痛い」と笑っていた。
さざ波街道からR303で琵琶湖の北側を反時計回りに進み、南下し始めても雨は一向に止まない。 三男さんから貰ったハンドルカバーを木之本で取り付けたから良かったものの、これがなきゃかなり辛い思いをしただろう。 対交するバイクが元気に手を振ってくれるのが励みになる。
R303小荒路の交差点で県道287小荒路牧野沢線に入る。 この道は近頃有名になったメタセコイヤ並木を通る道だ。 雨だからさすがにガラ空きかと思いきや、大渋滞。 いくら景色が良いメタセコイヤ並木でも渋滞は嫌だ。 雨なら尚更。
昔はただの並木道だったが、最近は道沿いに店が出来始め、そこへの出入りも渋滞の原因の一つ。 自動車の往来もなんのその、平気で道の真ん中で記念撮影、家族が動画を撮りたいからと後席からスマホを差しだして時速10kmで走る車も居たりとやりたい放題の無法地帯になっている。
※ 安全確認して、横断歩道で撮影。 2015年、まだ平和な頃のメタセコイヤ並木。
やっと渋滞を抜けR161へ出ると既に日は落ちかけていた。 予定では日没には家に着いていたかった。 疲れや暗闇で走行条件が途端に悪くなる。 今津辺りから恒例の渋滞にはまり更に疲れるが、一旦雨が止んだ。 いくらグリップヒーターが有るとはいえ、手袋がずぶぬれの三男さんは辛そうだった。 この時、疲労から、とても寝むたかったそうだ。
夕闇と雨で、折角の白髭神社の鳥居も記念撮影する気にはなれなかった。 やっと国道161湖西縦貫道に入り一安心、先が見えた。 真野ICで一般道へ降りる。 道の駅で小休憩、子供のぬれた手袋を取り替える。 家までは後40分くらいかな。 また雨が降りだした、暗闇の中、R477途中からR367大原を走り抜ける。
大原で気温4℃、この日一番の寒さだ。 大原を抜けた辺りで雨は完全に止み、ほっとした気分になれた。 北白川から高野を通り、家に着いたのは17:40。
雨で通常より暗くなるのが早かったので、もっと遅い時間だと思っていたが、意外と早くに帰宅できた。
封印破りの冬ツーリングで雨に遭って自業自得だが、子供に雨天の走行感や冬と雨の装備の大切さを教えられてよかった。 こんな悪条件のツーリングにも関わらず、子供はとても楽しかったそうだ。 へえ~
じゃあ、今度は自分で走って下さいね。
少しだけ、フルカウルのツアラーが欲しくなるツーリングだった。
今回もブーツカバーに救われた。 これがなきゃ雨の走行なんて考えられない。 まあゴム長靴でもいいけどね。
今回、久々の冬ツーリングに向けて、これだけ着込んでいた。 十二単級(笑) 寒がりなもので。
冬のツーリングには準備と覚悟が必要だった。
本日の体重 52.5kg
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