結婚25周年記念in京都・その5 完
やっと全てのイベントを終えて就寝時間。
ベッドはツインとエキストラで計三つ。 私はエキストラベッドで寝たかったのだが子供が気に入って取ってしまった。
部屋にはエキストラベッドの他にこの様なソファーベッドがあった。 私はこの部屋に入ってから右角の四角いクッション?枕?が気になって、気に入っていたのでここで寝る事にした。 窓際というのも良い。
この日一日行事てんこ盛りだったので、寝るとも無く半端にソファーベッドに腰かけたらいつのまにやらねてしまった。
何時ごろだろうか、夜中、四角い枕から「わたし」という女性の声が聞こえた。 えっ?
奥さんか、子供が声をかけたのかなと思い、左手を見たが二人とも熟睡ちゅうだった。
あの声は何??
でも疲れていた私は直ぐにまた寝入ってしまった。
ベッドサイドに昔飼っていた、元迷い犬のクリちゃんがやって来て、私に背を向けて座った。 そしてプッとオナラをした。
「おいおい」と笑ったら夢かから覚めた。 ああ夢だったのか、クリちゃんは随分前に亡くなったんだったな。 オナラとはあの犬らしいわ。
そしてまた私はカックリと寝てしまった。
またクリちゃんがやって来て、私の側でお腹を見せて前脚を揃えて上下に動かして、撫でてくれといっているようだった。
夜中に三度目の目を覚まして、今度は不覚にもぼろ泣きしてしまった。
横で寝ていた子供が気づいて、どうしたのか聞くので、嗚咽が収まったころ、事の顛末を話した。
結婚して実家とは別に居を構えてクリちゃんとは年に数回しか会えなかったので、私たちが京都に遊びに来たので会いに来てくれたのかな。 嬉しかったな。
翌朝はすがすがしい気持ちで目が覚めた。 前日ずっと頭が痛かったのは、慣れない例会通信をしたからだろうか。
このブライトホテルは、敷地の一部が安倍の清明のお屋敷跡にかかっていると云われている。 そのお蔭で霊的な何かがあるのかな。
クリちゃんに会えるのなら、またこの部屋に泊まりたいな。
朝食は、一階の和食レストランでお粥をいただいた。
奥さんは疲れからか、体調をくずし、レストランへは子供と二人で行った。 9:00を回っていたので空いており、静かにお庭を眺めながらゆったり食事ができて良かった。
12:00がチェックアウトリミットだったので、のんびりして11:00にチェックアウトした。
チェックアウトの際に、フロントの方に昨日の花のセッティングのお礼を伝えた。
するとホテル側から、ささやかですが、我々からお祝いです、とお土産をいただいた。
ありがとうございます。
さわやかな秋晴れの日差しをあびて、ああ25年前もこんな天気だったなと清々しい気持ちでホテルを後にした。
次に訪れるとしたら30周年記念かな~。
素敵な思い出となった結婚25周年に感謝。
母上、私たち二人にお祝いありがとう御座いました。
本日の体重 56kg
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