昭和ゴージャス、魅惑のワルツを聴けば
昔から何度も何度も耳にしているのに曲名がわからなかった曲、それがやっと「魅惑のワルツ」だとわかった。
たぶん小学生のころから、いろいろな出かけ先でBGMとして耳にしていたのだと思う。 この手の曲の昭和庶民ゴージャスなところがたまらない、聴くと幸せな気分になれる。
一番好きなシチュエーションは、ホテルの部屋のベッドに付いている金メッキで豪華そうにみえるラジオで、これらの曲を一人静かに聴く時だ。
私はこの豪華そうに見えるラジオを勝手に「金のラジオ」とよんでいる。 近頃はすっかり見かけなくなったこの「金のラジオ」、今から思えばラジオではなくて有線放送を聴くチューナーだったのだろう。
しかし小学生の私に、そんな知識は無かったので、テレビ画面が無くて、ツマミをひねって音が出ればイコール、ラジオだったのだ。 多分この「金のラジオ」で聴いた音楽の影響で城達也さんのジェットストリームを聴く様になったのだと思う。
中一の頃からお年玉でかった中古のラジカセでジェットストリームを聴いて、一人悦に入っていた。
大人になって、ソロツーリングをした時に宿泊したホテルのベッドにこの「金のラジオ」を見つけた時は心の温度が一気に上がった。 でもそれは壊れていてたいそう残念だった。
テレビ全盛の時代に、テレビを差し置いて音楽を聴く人も少ないだろうから壊れていても苦情ななかったんだろうな。 そして、そんな装備にお金をかける余裕がホテルにも無かったのだろう。
おそらく、今後ホテルに宿泊する機会があったとしても「金のラジオ」には逢えないだろうな。
本日の体重 57kg
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