1994年9月25日の私
その一環として古い写真も整理している。 昔から写真を撮るのが好きで、旅行やツーリングの写真が大量にあるので、そのほとんどを記憶に留めて、一部を除き捨てる事にした。
快調に捨てていくその中でのこの一枚、日付は1994年9月25日となっている、24年前だ。
場所は岩手県一戸、国道4号線のどこか。
青森へのツーリングの帰路、前日の夕方、大間崎で給油してから、ひたすら国道4号線を南下、このまま夜通し走るつもりだったのだが、休日のガソリンスタンドの閉店は早く、一戸で燃料がリザーブに入った。
たしか翌日も休日だったので、開いているスタンドが少ない事も考え大事を取ってリザーブの燃料を残し廃工場の軒下で野宿する事にしたのがこの場所だ。
写真の私は、万歳してるものの空元気なのがわかる、目が笑っていない。
それというのも朝から雨、ここから家まで900kmあれば笑うヤツはそう居らんだろう。 さらに燃料が切れる前にガソリンスタンドが見つからなかったら・・・と。
朝から荷物をまとめていると、国道向かいの工場からご婦人が出てきて、「栗をあげるからまっててね」と言われて待っていたが全然戻ってこない。
これは困ったな~と30分が過ぎたころ、ホカホカに茹でた大きな栗を頂いた。 東北の方の優しさと東北時間を同時に体験した。 あの方はまだお元気でおられるだろうか、あれから24年。
このあと、出発してカーブを曲がると24時間大型トラックステーションがあった!、まあこんなもんですね~(笑)
雨の中、一般道をひた走り、新潟亀田ICに到着した時には夜だった。 そこからは名古屋の友人のM君と別れ、真夜中の高速を京都までソロツーリング。 一日で900kmも走ってしまった。
この当時は高速道路にさえのれば、各サービスエリアでガソリンスタンドが確実に営業していたので安心して京都まで走れた。
今はお互いに結婚して年賀状だけの付き合いになったM君、どうしてるかな。
本日の体重 56.5kg
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