2016年春、島根旅行に行って来た・その9 松江
ホテルの駐車場に車を置いて松江市内観光に出かけたが、この日は寒の戻りでとても寒く、時折雨もパラパラ降ってくる様な天気だった。
こんな時は、まずご飯を食べて元気を付けなくてはと、とあるお店に入ったが昼時に人っ子一人居なかった。
旅館に隣接の食事処で、あまり昼に来る一元客には気を配っていない様だ。 何より気になったのが店内の異臭。 後で奥さんにも来てみたら、同じ意見で獣臭かったという。
やっと女将が出てきて御茶とメニューを出してくれたが、正直失敗したなと思っていた。
各自好きな物を注文して待っていたら、ほどなく女将が出てきて鰻重はできないと言う。
この店を選んだのは、母が鰻重が食べたいというので、表に出ていたお品書きを見ての事だったので、これ幸いと、丁寧にお詫びしてそそくさと店を出た。
あ~鰻が無くてよかった。
これでまたお店を探さなくてはと思ったらすぐ隣に、昨日宿泊した宿「皆美」と同じ系列の「皆美館」があるではないか。
メニュに鰻もあるし、何より、ここなら有名な「鯛めし」が食べられる、これ幸運だ。
早速中に入ると昨日の宿と同様、きれいなロビーで、何だかいい香りもしていた。 仲居さんに、食事に来た事を伝えると、ロビーに通されて、数分できれいな個室を用意してくれた。
この個室から見える庭がまた良い、雨は嫌だがおかげでぬれた石と苔がとてもきれいだ。 全然詳しくは無いのだがこじんまり日本庭園や、壺庭を見るのが好きだ。
将来バイクに乗れなくなったら私の趣味は多分盆栽になる思う(笑)
母は希望通り鰻を注文し、私たちは名物の「鯛めし」を注文した。
鯛のそぼろを特製出汁で頂く出汁茶漬けで、とても優しい味だった。
お昼ご飯を食べて少し気持ちに余裕ができたところで堀川めぐり。
この堀川めぐりも母の希望だ。
松江城を一周する堀川めぐり、数か所に船着き場がある。 一日乗船券となっており、各船着場から一日何度でも乗り降りできるので便利。
お城の周りのいろいろな名所に船で移動なんて風情がある。
堀には橋が何本もかかっており、その下を通過する時には屋根が下がる仕組みになっている、これもまた楽し。
桜咲く絶好の時期に絶好のロケーション、でも雨、雨男な私である。
家族も、いつものことだとあきらめている。
・・・
船頭さんが民謡を一曲披露してくれたのだが、その上手さにビックリ、事前に知っていてスマホを持っていたら絶対保存したのに。 くやし~
連続ドラマ「だんだん」の舞台になった街、「だんだん」がこの地方で有難うの意味だと船頭さんに教わった、そうだったのか。
堀川めぐりを終えた後、母と三男さんは松江城を見学に、私たち家族はカラコロ工房を訪れた。
地上フロアは雑貨店やカフェ、工房になって居るが、地下は日銀当時の金庫が見学出来る様になっている。
この扉の厚さを見よ!
本日の体重 57kg
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