AX-1にMC21改めMC25ゼルビスのホイールを付けてみる。・2
この前の日曜日、散々な結果に終わったAX-1にゼルビスのホイールを取り付ける作業。 今日は一日、よ~く考えて 心と時間に余裕をもって前回の続きを行った。
まずはパーツのクリーニング。 家族が寝静まったあと、音楽を聴いてコーヒーを飲みながらの作業は至福のひと時。 この時、メチャクチャ汚かったパーツのなかで43Tのスプロケットがほぼ新品である事がわかった、これはラッキーだった。
きれいにクリーニングした後、ゼルビスのリアホイールカラーのサイズを測る。
ゼルビスのリアホイールカラーサイズ
右 長さ19mm 外径25mm(つばを含まず) 内径17mm
左 長さ18mm 外径28mm(つばを含まず) 内径17mm
ホイールに両カラーとスプロケットを付けた長さ 192mm
カラーを外したハブベアリングの左右間 155mm
ホイールに両カラーとスプロケットを付けた重さ 14kg
ゼルビス
AX-1のリアホイールカラーサイズ
右 長さ15mm 外径25mm(つばを含まず) 内径17mm
左 長さ11mm 外径30mm(つば無し) 内径17mm
カラーを外したハブベアリングの左右間 152mm
ホイールにスプロケットとカラーを付けた重さ 12.5kg
以上の測定結果からAX-1のリアホイール取り付け寸法はゼルビスより14mm狭い。 これではポン付けは無理だ。
前回の仮組で、右カラー無しでディスクローターが良い位置に来ていたので、右のカラーを仮に右ダストシールと同じ厚みか微妙に厚い8mmとする。
するとこれでまず-11mm、あと3mm。
次に左のカラーを15mmとして-3mmで取り付け幅が178mmとなりピッタリ収まる事になる。
ただこれは、ディスクローターの位置から考えて、単にスイングアームの間に収まるというだけで、センター出しはしていない数値だ。
しかしながら、チェーンラインも良い位置に来ているので私はこれで行こうと思っている。
左に使うカラーはAX-1の右カラー15mmを使う。 ゼルビスの左カラーとは外径が3mm違うので適当なゴムチューブを巻く。 これでダストシールとの隙間が無くなる。
あとは右カラーだ。 これは外径25mm 内径17mm 厚さ8mmのカラーを自作するか、何かを探してくるしかない。 まあ単純な形なので自作も難しくないだろう。
これでAX-1にゼルビスのホイールが取り付けられるはずだ。
あ~見通しがたってよかった、お金が無駄にならなくて済んだ。
あとは右カラーを手配して実証するだけだ。
しかしここでもう一つ気になるのがゼルビスホイールの重さ。 今後のスプロケットとタイヤ選択肢を広げるという意味で交換するのだが、わざわざレース前にバネ下重量を増やすのはいかがなものか。
AX-1のホイールにチューブを入れてGP-210かゼルビスホイールにアルミスプロケットを入れて、17インチハイグリップタイヤ。
いったいどっちが有利なんだー!
« アルミホイルでハサミを研いでみる | トップページ | お宝、C-10Aスモークをゲット。 »
はじめまして。
なにげにAX-1で彷徨ってましたら、こちらに辿り着きました。
当方も、安いと言う理由だけでゼルビスのリアホイールを苦労して取り付けました。
右側カラーをサンダーとヤスリで幅をつめ取り付けしてます。
出来る限りチェーンのセンターを出しつつ、キャリパーを取り付けた際のパッドの当たりを考慮しなければなりませんでした。
ゼルビスのホイールとディスクの取り付け面に1ミリ位のワッシャーを挟み込み若干オフセットさせないと、パッドが取り付け出来ません。(パッドも半分位減ったものでないと付きませんでした。)
ジェイドとゼルビスのホイール寸法が若干違うようです。ですがこの改造をして5000キロ以上走りましたが、ノートラブルですよ。
がんばって取り付けしてくださいね。
PS:もし、ご不明な点があれば、出来うる限りメールでお答えいたしますよ。
投稿: かねゴン太 | 2011年6月14日 (火) 21時52分
かねゴン太さん
とても貴重な情報を有難う御座います。 やはりゼルビスのホイールを取り付けた方がおられたんですね。 これで私も安心して先に進めます。
パッドの残量や、ディスクローターのオフセットは考えもしませんでした。 つくづくブログを書いていてよかったと思いました。
行き詰ったらメールさせて頂く事があるかも知れません。 その時は宜しくお願い致します。
本当に有難うございました。
今日は良い日だー!
投稿: ウイリアム | 2011年6月15日 (水) 05時48分
ユア・ウエルカムですよ。
ご希望でしたら、画像もお送りします。
ちなみに、フロントもホイールはゼルビスですが
キャリパーサポート自作・NSRキャリパ・V45マグナのディスクで強化してあります。(こちらがサポートが一枚板で済み、加工が簡単です。)
投稿: かねゴン太 | 2011年6月15日 (水) 18時23分