缶スプレーでヘルメットの塗装・20 最終回 完成
前回ウレタンクリアの塗装を行ったのが3月20日。 乾燥待ちがあったとはいえ約二ヶ月は間が空き過ぎだ。
今回は連休がもらえたので、やっと仕上げる気になった。
14日 0:00 作業開始、徹夜の作業だ。
工程は 1000番の耐水ペーパーで水磨ぎ→コンパウンド細目→コンパウンド中細→極細→プラスチッククリーナ。
このサイクルを小さなパートに分けて繰り返し、ひたすら根気の作業。
5:40 まだまだ続く。 途中気がつくと椅子に座ったまま寝ていた。 でもここまで来たらこの日に仕上げたい。 次に何時自分のヤル気がでるか分らないから。
10:18 いよいよこれで最後の磨き。 じつに10時間もかかってしまった。 コンパウンドをつけてウエスで磨く指先の力が無くなってきた。
この工程を経る事によって、塗装直後のざらざらとしたクリア皮膜がツルツルになり、市販されているヘルメットと同等の輝きが得られるのだ。
作業開始から10時間経過してやっと完成。 「缶トソ」の計画が始まったのが去年の2月19日、実に一年と三ヶ月の月日を費やした。 いままで何度かヘルメットの塗装をやったがここまで時間がかかったのは初めてだ。
気候のいい時期に、熱心にやれば、恐らく一週間でできる。(笑)
それではいよいよ完成したスペンサーレプリカを公開。
スペンサーレプリカといえばアライだが、あえてショウエイの帽体でやってみた。 〈SHOEI〉のスペンサーレプリカという珍なるヘルメットが出来上がった。
これで愛車がAX-1と来れば、自分で言うのもなんだが変わりもんですな。
ショウエイの帽体にアライのデザインを融合させるのは少々苦労した。 やっている途中でオリジナルデザインにすればよかったと後悔した。 でもスペンサーレプリカ欲しかったしね~
ロスマンズも良かったのだが、紺色のスプレーを買うお金が無かった。 白 赤 青は家にあった残り物のコーナンスプレー。
クリアだけはウレタンで奮発した。 なんたって皮膜が丈夫だ。
シールドホルダーが汚いのは、現在通勤に使っているヘルメットの物を使用しているから。
白色のシールドホルダーを探しているが、RSVという帽体が古すぎてオークショにも出てこない。 黒なら時々出てくる。 でも意外とメタリックブルーのシールドホルダーも似合っている。
さあ今度からサーキットを走るときはスペンサーレプリカだ。 でもツナギはライムグリーン、やっぱ変なヤツだな(笑)
サーキットでスペンサーレプリカでライムのツナギ、それは私多分です。
↑
多分じゃないだろ!
気長に「缶トソ」のコーナーを見てくださった皆さん、有難うございました~。
完
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コメント
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いや~お疲れさん。
いつ終わるんかと思ってたけど、
こっちも途中で忘れてましたわ~
しかし何やね。SHOEIのRSVにスペンサーヘルって、
20年くらい時間が止まってるみたい(笑)
投稿: A氏 | 2011年5月15日 (日) 20時11分
いつもコメント有難うございます。
今回のヘルメット塗装は、作業ペースが遅すぎて、自分でも何時から始めたか分らなくなっていたのでブログで調べました。(笑)
たしかに皮ツナギも1987年の全日本チャンピオンシップで多田選手が3位になったときの物なので、20年、時が止まっているな。
でもスペンサーを知らない世代からすると斬新かもね~。
投稿: ウイリアム | 2011年5月16日 (月) 05時36分