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2010年6月28日 (月)

エンジンが止まった原因解明

0627a  エンジンが、異音と共に止まって一週間。 いよいよ原因を探りにかかった。

 シリンダーを外すと、ピストンから下は小さな金属片だらけだった。 中にはかなり大きいリング状の物もある。 

 この時点でも、クランクは、引っかかりがあり、ギアを入れて、リヤタイヤを回そうとしてもカンカン音がして回らない。

 クランクが回らないでは、何も先に進まないので、しつこく、リヤタイヤを前後に動かし続けた。  すると何かの拍子にググッとクランクが回った。

 それに吊られる様に、バランサー部分に新たな金属片を引っ付けて上がってくる。 それを丁寧にふき取りながら作業を続けた。

            

             

0627b_2  やっと拭き取りが終わり、真上からクランクケースをのぞくと、クランクケースの底辺に何かがある事が分った。

 そこで、100円ショップで買ったマグネット式の「フレキシブル部品取り」でクランクケースの底をさらうと、こんな物が出てきた。

 ネジ同体部、 プラスネジの頭、 ワッシャー、 スプリングワッシャー、こんな物、いったい、いつクランクに入り込んだのだろう。

 原因は、これがクランク下に噛み込んでエンジンが止まったのだ。 クランクやケースは引っかき傷だらけで、どちらかを新品にして組み上げようという状態ではない。

 もし、この破片が取り出せなかったら、「21」を裏向けて、取るつもりだった。 以前だれかが、TZを逆さまにして整備する、と言う事を聞いたような気がするが、聞き間違えだったかな。

              

                       

0627c  さらに細かい金属片を取るために、クランクにティッシュをつめて回すと、かなりキレイに取れた。 見切りをつけたエンジンだと、イロイロ気楽に試せていい。

 最後にダメモトで、エアで吹き飛ばしてクランク内の掃除は終わった。

         

              

0627d  これで、このエンジンにお金をかけるのは諦めたので、再度組み上げて、エンジンがかかれば、このままエンジンが壊れるまで使う事にした。

 その際、せめても、と思い比較的キレイだったピストンのアタリを400番の耐水ペーパー軽く取って組み上げた。

 先週作った混合燃料がタンクの中に僅かに残っていたので、押しがけすると、驚くほどの始動性のよさでエンジンがかかった。

 そして左右から、モクモクと白煙を吐きながら、安定したアイドリングを続けた。

 このエンジン、もしも焼きつかせなかったら、とても良いエンジンだったかも知れない。

 9月以降に、IGCで、まずはこのエンジで走行テストをしてみよう。

 意外と、去年使っていた、センターシールが抜けたエンジンより、まともだたりして。

 

                 

                

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