MC21のエンジン、終わってしまった・・・
結果を先に述べると、私の「21」のエンジンは壊れてしまった。 ア゛~~
今日は午後から、先日、鈴鹿サーキットで焼き付いた「21」」のエンジンの修理を行った。
部品は、先週に前もって調べて、シリンダーとピストンとパッキン類を用意しておいた。
エンジンを開けると、酷い状態のピストンが出てきた。 ピストンを外すだけでも相当苦労した。 当然シリンダーも酷い状態であった。 でも交換すればエンジンは復活してくれるものと思っていた。
シリンダーガスケットを新しい物に交換して、シリンダーを組み込み、シリンダヘッドガスケットを付けて、シリンダーヘッドを載せたとき、不具合に気づいた。
スタッドボルトが一本短い。 何故だか判らないが、このままだと、一箇所、シリンダーヘッドのナットが付けられないので、Wナットをかませて、抜き取った。
左が、今回買ったシリンダーに付いていた、短いスタッドボルト。 右が、今まで使っていたシリンダーから部品取りしたスタッドボルト。
長いスタッドボルトと交換して無事にエンジンは組みあがった、しかし・・・。
ラジエターに水を入れ、混合燃料を作り、いざ押しがけをしてみるとリアタイヤがロックしてエンジンがかからない。
レーシングスタンドにバイクを立ててリヤホイールを回してみるが、「カツーン」と抵抗があり、回らない。 と思うと、何かの拍子にクルクル回りだす。
そして、もう大丈夫と思えるくらい、順調にホイールが回ったので、もおいいだろうと再び「押しがけ」をすると、アッサリとエンジンがかかった。
「オオッ!」と喜びもつかの間、「カキィーンッ」と金属音がして、エンジンは止まった。 その後、ギアを入れたままだと、一切ホイールは回らなくなった。
何か異物がクランクに入り込んでいたのだろうか。
クランボンは笑ったよ、私も泣きながら笑ったよ、ブクブク。
う~ん、「わしゃあ、どうしたらええがじゃ!」
9月までにエンジンさ~がそ。
どっぷり疲れた父の日であった。
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