30数年越しの、おけら参り・その2
久々に新京極界隈を散策し、祖父に連れて行ってもらった、すき焼の店、「きむら」や洋食屋のスターなどを懐かしく思い出した。
こおやって考えると、わたしは、よくよく祖父に、「お出かけ」に連れて行ってもらったんだと今更ながらに感謝する。
そうこうするうちに、よい時間になってきたので、新京極のアーケードを出て、四条通りを東に進み、八坂神社を目指した。 この日の京都はとてもさむく、空からは雪が舞い降りた。 子供は「もっと降れー、もっと降れ~」と大はしゃぎだ。
寒いのが苦手な私だが、大晦日に雪もいいものだと思った。
20:10 八坂神社に到着した。 この時間にして、この人ごみである、日付の変わる前後の混雑は推して知るべし。
おけら参りは19:30からなので、八坂神社へ向かう道中、すでに何人もおけら火を持ち帰る人とすれ違った。
楼門の石段をあがると、早くも火縄を売る人が居た。 いよいよ「おけら参り」らしくなってきたとワクワクする。
夜店の立ち並ぶ、石畳を進んでいくと、これぞ火縄売りという店があったので、ここで火縄を買った。 火縄1本¥700、年に一度の縁起物だけに、結構な高額を予想していたが、意外と普通の値段だった。
カラアゲ大好きの子供はここでもカラアゲを買った。 私は佐世保バーガーが食べたかったが、全くお腹が減っていなかったので買わずじまいだ。
こんな説明があるなら、三脚を立てて撮影すればよかった。
つづく
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