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2009年10月12日 (月)

鱈のすきみ

Sukimi  「鱈すきみ」

 三男が京都から遊びに来るときに、「何か欲しいものがあるか」と聞くのでコレをリクエストした。

 京都の実家に居たときには、時々食事にこの「鱈すきみ」が出た。 鱈の塩乾物とでもいうのか、とても塩辛い。

 我が家ではコレを軽く炙って、一切れ4cm角位に切ってお椀に入れてお湯を注ぎお吸い物にしていた。

 「すきみ」からは大量の塩分と鱈の出汁が出てなんとも美味しい。 暫くすると鱈の身がほぐれて、それ自体が具になるのである。

 神戸に来てからは、「鱈すきみ」の存在を忘れていたので、食べ無かったが、今年の8月に、福井県で「鯖のへしこ」を買って食べたときに、塩辛い保存食つながりで思い出したのだ。

 京都市は海が遠いので、交通が不便だった昔は、魚といえば乾物や〆たものが主流だったのだろう。

 鯖寿司 ぐじの干物 棒鱈 鱈すきみ、いずれも刺身の様な新鮮で鮮烈な美味しさはないが、しみじみ美味しい。

 今度京都に帰ったら、「ぐじ」の干物を食べようかな。 

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