無事に、古いタイヤが引き抜けたので、次は新しいタイヤとチューブを入れる。
この時、チューブをフレームと後輪車軸に挟み込まないように注意する。 ちょっと挟んだだけでもチューブは穴が開く。
ここまでくれば一安心。
タイヤをリムに取り付けて、チューブをできるだけ丁寧にまっすぐに入れる入れる。
ねじれて入れたりすると、空気を入れたときに破裂する事がある。
チューブを入れて、タイヤも左右キレイにリムに入れたら、エアバルブに土台のナット軽く付けておく。
エアバルブ付近のチューブは、この様に折れ曲がっている場合が多いので、オレンジ線の部分のタイヤが上手くリムにかんでいない事がある。
そこで、一度エアバルブを中へ押し込んでやってチューブを伸ばす。
先に、エアバルブの土台のナットを付けておいたのは、ここでうっかりエアバルブをリムの中に落としこんでしまわない為だ。
そして、エアバルブ付近のタイヤをキレイにリムに付けてやる。
あとは、エアバルブにムシを取り付けて空気を入れてやる。
この時チューブが均一に入っているか確認しながら徐々にエアを入れていく。
どこかで団子状態になっていると、タイヤの一部が膨らんだりしてくるのでわかる。 もしそおなったら空気を抜いて、もう一度チューブをキレイに入れ直す。
タイヤが均一にキレイにはまっている事を確認したあと、ちゃんと走行できるま空気を入れて完成。
少し自転車の整備ができる私がやって、約30分の作業。
これでまた明日から快調に走っていただきましょう。
とその前に、もしチェーンが、チェーンケースの中で「カチャンッ」 「ザラザラ~」等と音がしていたらチェーンが伸びて、たるんでいる証拠。
そのまま走ると、最悪の場合、チェーンが外れる。
せっかくココまでバラしたのだから、ついでにチェーンも張ってやる。
各部のネジを外し、チェーンカバーの後蓋を取る。 すると歯車、いわゆるスプロケットとチェーンが見える。
「チェーン引き」を時計回りに締め込んでいくと、後輪車軸が後に引かれて、チェーンを張ることができる。
この時注意するのは、チェーンを張り過ぎない事。 張りすぎると、ペダルが重くなるし、チェーンが切れたりする可能性も出てくる。
だいたい、ペダルを前後に動かして、チェーンがチェーンケースに当たる音が無くなる位から、さらに少し締め込んだ程度でいい。
「チェーン引き」の調整が終わったら、後輪車軸のナットも確実に締め付ける。 しかし、この状態だと、タイヤは片側だけ引かれて、真っ直ぐになっていないので、手でタイヤを真っ直ぐな状態をキープしつつ、左車軸ナットを締め付けてチェーンの調整完了。
この様に、少し手間のかかるチェーン調整なので、タイヤを交換した時には、その作業工程中にやっておくといい。
ママチャリ整備完了!
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