森林植物園へドライブ・1
6月14日 日曜日晴れ。
奥さんが、朝から、山にドライブに行きたいと言い出し、「ふ~ん」と適当に返事していたら、一時間後にお弁当が出来上がっていた! 本気だったんだと少し驚いた。
構想、行動開始が早かったので、私も結構乗り気になった。 行き先は神戸市立森林植物園が、奥さんのリクエストだ。 ココは私も子供も行った事がない。
「おっラッキー」、本日入園無料じゃありませんか。
※駐車料金¥500は必要です。
園内に入ると、掲示板と園内放送で、「紫陽花音クラリネットコンサート」のお知らせ。
これは見なきゃと、会場へ向かった。 すでにお客さんが一杯で、私達親子三人は後ろから立ち見。
でも、この位置、立見席の一番前で、三脚を立てて動画を撮影するにはうってつけの場所だった。
演奏は、この園の「森の親善特派員」をやっておられる、クラリネット奏者の稲本渡さんと、ゲストでファッゴット奏者の桑原正善さん。
素人が語るのもおこがましいが、素人ほど一流の演奏しか聴いていない可能性が高いのも事実。 何故なら、あまりにも価値のある演奏だと、テレビで勝手にやってくれるからだ。
例えば、モータースポーツに興味の無い人でもF1のレース位はニュースでその走りを見た事があるだろうし、野球に興味の無い人でもプロ野球や、メジャーリーグのプレーは見たことがあるのと同じ。
それで二人ともすごく上手い演奏だなと思っていたら、演奏合間の稲本さんによるトークで、桑原さんは、ウイーンフィルハーモニーが日本公演に来た時に、一緒に日本各地を周った経歴のある方だと言っていた。
コンサートは約30分。 私のような普段あまりクラシックを聞かない人間を飽きさせない曲構成と演奏時間、そしてユーモアのあるお話で、会場は時には笑いもこぼれる良いコンサートだった。
鶯の絶妙の合いの手に、どっと笑いが起こったりもした。 帰って動画を見てみると、本当に良いタイミングで鶯が鳴いていた、それも何度も、さすが森のコンサートだ。
ただ、皆静かに聴いているのに、よりに寄って私の斜め後に、バリバリの関西のオバチャンが・・・あ゛~
最初は「私、3秒で帰るわ」と言うと、その友達は「ほな私8秒」と言う。はあ~
私、心の中で「絶対帰って下さいね」と念じていたが、演奏が素晴らしかったのか、結局ずっといた。 ←3秒で帰って、お願い
どおやら他にも居た、良識のある友人に無視されて、帰れなったようだ。 その間「あの人、無視したはる」 「知らんプリや」と言い続けた。←究極のKY
せめてもの救いは、私のデジカメのマイクの性能が悪く、後方からの音をほぼ拾わなかった事だ。
8月には夕涼みコンサートもあると言う事だ。 それを聞いたオバチャンは、「私、それも来よっ」と言っていた! ←鶯さん、なんとかゆうたって
という事もありつつ、初めてきた森林植物園で、とても良い思い出ができたのはよかった。
つづく
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