急な、九州小倉行き・6 完
小倉~神戸間約550km 全線高速道路使用で所要時間は順調にいって8時間、最大で10時間をみている。 子供の次の日の登校を考えると、遅くとも22:00には神戸に到着したい。 というわけで、出発時間は正午に決めた。
正午、これから一人暮らしになる義母が心配だが、私達にもそれぞれの生活があるので帰らねばならない。 グズグズしがちになるところを、あえて奥さんが「じゃあ帰る」と別れを告げる。 ほんとうは、いつまでもお母さんのそばに居てやりたい心境だったろう。 快晴の小文字山を背に、12:30小倉を発った。
数日、小倉の街を散策したので、帰りには迷うことなく、都市高速「足立」インターからスムーズに高速道路にのった。
走行して程なく関門海峡。
「さよおなら九州、また来るよ~」
photo by 子供
行きは、中国道で来たが、帰りはアップダウンが少なそうなので山陽道にしてみた。 二日ほど、することも無く、睡眠をよくとったので運転はすごく快調だ。
三人とも疲れてはいなかったが、出発してから3時間経過していたので休憩をとる。 ここでかなり遅い目の昼食に、子供が楽しみにしていた「尾道らーめん」を食べた。 やっぱり美味しい。
しかし、一つは京都の実家に送ったので食べ比べは出来なかった。
我が家は上の方を食べたが、サービスエリアの食堂で食べたものより美味しかった。 でもサービスエリアのラーメンも美味しかったですよ~
宮島サービスエリアを出発して暫くすると、交通情報で備前で事故渋滞とのこと。 「ヤッパリな~」という感じ。
550kmの区間を自然渋滞も事故渋滞もなしに走り抜けるのはまれだろうから、これは想定内。 渋滞通り抜けに約30分ほどかかった。
久々のドライブに奥さんと私はお喋り、子供はレイトン教授に熱中して、だれもストレスを感じることは無かった。
兵庫県三木でも子供は「尾道ラーメン」を食べると言ったが、さすがに三木SAの食堂には無かった。 子供はどおやら「尾道」を地名ではなく、ラーメンの種類ととらえていたようだ。
ならばラーメンはもおいらない、と言う事で、食事は宝塚ホテル・ベーカリー&カフェでとることにした。 神戸が近いせいか、なんだかオシャレ。 子供と奥さんがサンドイッチやフライドチキンを買ったので合計\3,140、ちょっとビックリした。 パンって意外と高い。
閉店間際だったせいか、パンの種類が少なく、乾燥気味でパサパサしていたのは残念だった。 でも、このサービスエリアがよほど気に入ったのか、奥さんは、またここに遊びに来たいといっていた。 わざわざサービスエリアだけに行く事も無いだろうから、次に行くのは、また九州の帰りだろう。
休憩もほどほどにサービスエリアを出た。 三木から高速道路の出口は結構近い。 高速道料金は、門司から垂水ジャンクションまで、休日\1,000の恩恵をうけて\1,175の表示。
山陽自動車道終点、神戸西で降りれば、\1,000の表示が出ただろうが、そこから少し、神戸淡路鳴門道を走ったので¥175プラスだ。
垂水ジャンクションから、第二神明、阪神高速三号神戸線へ入り深江で降りる。
21:44 自宅到着 所要時間はほぼ予定通りの10時間。
小倉の義母の家から自宅までの距離539km。 ステップワゴンの燃費は12.6km/Lだった。
これなら、現在のレギュラーガソリン価格と、高速道路料金休日\1,000制度を使えば、小倉へは交通費往復2万円以内で行ける。 たとえ片道10時間かかったとしても、親子三人の旅費としては充分値打ちがある。
今回の事が無ければ、高速道路料金、休日¥1,000のメリットをこんなにも早く利用するとは恐らくなかっただろう。
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