無責任な迂回誘導
ローリーで走行中、先で事故が発生したらしく、通行止めと云う事で、警官が迂回路へ誘導していた。
通った事が無い道だったので、心配ではあったが、他の大型トラックやバスのドンドン誘導に従い迂回していたのでついて行った。
ところが、2kmほど走った所で車の流れがピッタっととまってしまった。 「これはヤバイ」と思い、前車とは50mほど空けておいた。
それから20分は完全に止まっていた。 そしてようやく対向車が、離合で難儀しながらやってきた。 その2tクラスのトラック運転手が言うには、前方でトレーラーが立ち往生しているという。 自分のトラックでも何とか抜けて来たのだから、大型は無理だと。
嫌な予感は的中した。 しかし「無理」と言われても、いまさらどうしようもない。 最後は警官が来たら、誘導してもらって1kmくらいバックする位のつもりでいたが、前方で小さな三叉路で大型が方向転換を順次始めた。
そして、私の番が来た。 道は狭く、路面はグシャグシャの雪で若干登りの右バック。 雪で見えないが、道路の両側は大きな側溝があると思われる。
なんとか押し込んだが、ギリギリ方向転換できる位置までバックすると、もおそれ以上は雪でスリップしてバックできなかった。 まさにギリギリであった。
これでホッと一息ついて、迂回路を引き返し、元にもどると、警官が今度は、この道に車が入らない様に誘導しているではないか!
いい加減な誘導しやがって、「ホンマ、オッサン、ええかげんにせえよ」と思った。
そして無事に、元の道の事故渋滞の列に並ぶことができました。
めでたし、めでたし。←な、訳あるかいっ!
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