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2007年5月 6日 (日)

「風、スローダウン」をみた

 昨日、深夜映画で島田伸介 脚本 監督 の「風、スローダウン」をみた。

 バイク乗りだけに、共感できた。 大ヒットした記憶がないので失礼ながら、つまらない映画だろうと思っていたが良く出来ていた。特に脇役 「長原成樹」の演技はよかった。

 ああゆうノリのヤツって関西には普通に居る。

 この映画、主人公がレーサーを目指すストーリーなので当然レ-スシーンがある、 撮影は鈴鹿サーキットの南コースで行われた。

 なぜ知っているかと言うと、あのレースシーンの撮影日、自分も鈴鹿サーキットに走りに行っていたからだ。

当日、SMSCからの放送で、「風、スローダウン」のレースシーンのエキストラを募集していた。

 行こうかと思ったが、その日は本コースを走っていたので、バイクもトランポもグランドスタンドのパドックにあって、移動がたいそうなので諦めた。

 もしその日、南コースか西コースの走行だったら絶対に参加していた。 まあ懐かしい思い出だ。

 島田伸介の作品では、映画ではないが、「風がとまるとき」という小説も読んだ。

 これも、わざわざ買ったのではなく、バイト先に置いてあったから読んだけだが、やはりバイクの乗りのストーリーなので面白かった。

 もお記憶もかすれているが、あらすじはこうだ。

 ある中年のオッサンが、再びバイクに目覚め、旧友を次々にバイクに呼び戻す。

 周囲の反対も乗り越え、ついに仲間との一泊ツーリングの段取りを整えるが、昔と一番違うのが、今はそれぞれのオッサンに家族、嫁や子供が居る事だ。

 こともあろうか、その嫁さん、子供たちが「自動車で付いていく」 「私らも連れて行け」という事になり、充分テンションが下がる。

 ツーリング当日、イロイロな騒動が起こり、しまいには誰かの子供が熱をだして、もお収拾の付かない、いわゆる「わやくちゃ」になってしまい、ついには 「風がとまるとき」となってしまう話である。

 これを読んだ当時はまだ独身だったので、「そんな事はありえない」と、すこしリアリズムにかける話という感想だったが、いざ結婚して子供もできると、これがまた、とても現実的な話なのだと気づかされた。 

 今の立場でもう一度読んで見たくなった。

 ※ あらすじは十数年前に読んだ、かすかな記憶をもとに書きましたので、大きく話が違って場合があるかも知れませんがご容赦下さい。

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